鉄道博物館(埼玉県)ナイトミュージアム撮影会
鉄道博物館ナイトミュージアム撮影会
埼玉県さいたま市大宮にある「鉄道博物館」、JR東日本の施設で懐かしの鉄道車両はもとより、鉄道を歴史・仕事・科学・未来という切り口で展示する新しい博物館である。カメラのレンズメーカである「タムロン」が、休日の閉館後に博物館を貸し切りにし、「鉄道博物館ナイトミュージアム撮影会」を実施した。定員は300名、当選したので撮り鉄ではないが勇んで参加してみた。

開館時間中の車両ステーション風景、初めての来館なので昼過ぎから有料入場して館内を見学。撮影会は無料だが、開放されるのはこの一階の車両ステーション近辺のみである。
17時に閉館なので、一度退館して撮影会の入場待ちの列に並ぶ、館外はとても暑い・・。
17時半から入場、誰もいない車両ステーション入口。

車両ステーションの中央には転車台に載った「C57形蒸気機関車(昭和15年(1940年)製造)」。「C57 135号機」は昭和50年(1975年)に国鉄最後の蒸気機関車による旅客列車を牽引した車両。
博物館エントランスの正面にあるお召し列車「EF58形電気機関車(昭和28年(1953年)製造)」

「EF58 61号機」は、お召列車専用機として製造、車体正面と側面にステンレス製の飾り帯、国旗掲揚装置、足回り各部の磨き出しなどを装備している。
「ED17形電気機関車(大正12年(1923年)製造)」と「ED40形電気機関車(大正10年(1921年)製造」

「ED17 1号機」は、大正期に打ち出された都市・幹線の鉄道電化の方針により、各国より輸入されたサンプル電気機関車のうちの1両。「ED40 10号機」は、国鉄初の本線用国産電気機関車で、鉄道省大宮工場で製造、国指定重要文化財。
車両ステーション内の信号機と車両。

主催のタムロンはレンズメーカなので、自前のカメラに合うレンズの貸し出しもあったが、何故かニコン・キャノン用は少なく(ソニーが多かったかな)、申し込まなかった。タムロンレンズも1本所有しているが、マクロ用なので今回は持参せず・・。
鉄道博物館16番線、クハ481形電車(485系電車)の特急「やまびこ」が停車している。

「クハ481形電車(昭和40年(1965年)製造)」は直流で電化された東京や大阪から、交流電化の各線へ直通運転可能な車両として、151系を基本に製造された交直流両用特急電車、1500両以上が製造され、四国を除く全国の電化区間で使用された。
「EF58形電気機関車(昭和31年(1956年)製造)」

戦後の産業復興の原動力となるべく製造された旅客用電気機関車。「EF58 89号機」は昭和31年(1956年)11月の東海道本線全線電化初日に上り「つばめ」を引いた。
「ED75形電気機関車(昭和50年(1975年)製造)」

交流電化区間の標準形電気機関車として昭和38年(1963年)に登場。700番代は、ED75形の最も完成された形態。
「キハ41300形気動車(昭和9年(1934年)製造)」エンジン部。

ローカル線近代化のため、国鉄で初めて量産された気動車のグループ。当初はガソリンエンジン、機械式だったが、戦後にディーゼルエンジン・液体式へと改造された。キハ41307は昭和33年(1958年)に国鉄で廃車後は、筑波鉄道など地方私鉄で使用された。
車両ステーション2階から撮影、手前からクハ181形・クモハ455形・クハ481形。

撮影会は途中で短時間であるがマナー講座を受けなければならない。「鉄道博物館」には貴重な車両が多々展示されているのだろうが、撮り鉄でない身では詳しくない。文中の車両説明文は鉄道博物館HPからのパクリである。
C57形蒸気機関車が載る転車台上の照明。

かつて神田の万世橋に国鉄の「交通博物館」があった。大学が近辺だったので、よく前を歩いたが、あまり広くない施設だなあと記憶している。国鉄からJRになり、移設が検討され、平成19年(2007年)年にさいたま市大宮に「鉄道博物館」が開館した。この博物館はとても広い。
大学時代に通った駅は「御茶ノ水」・・・

鉄道博物館付近地図
(2024年7月下旬 撮影機材 Nikon Df、Nikon Zfc、Apple iPhone SE)
埼玉県さいたま市大宮にある「鉄道博物館」、JR東日本の施設で懐かしの鉄道車両はもとより、鉄道を歴史・仕事・科学・未来という切り口で展示する新しい博物館である。カメラのレンズメーカである「タムロン」が、休日の閉館後に博物館を貸し切りにし、「鉄道博物館ナイトミュージアム撮影会」を実施した。定員は300名、当選したので撮り鉄ではないが勇んで参加してみた。

開館時間中の車両ステーション風景、初めての来館なので昼過ぎから有料入場して館内を見学。撮影会は無料だが、開放されるのはこの一階の車両ステーション近辺のみである。
17時に閉館なので、一度退館して撮影会の入場待ちの列に並ぶ、館外はとても暑い・・。
17時半から入場、誰もいない車両ステーション入口。

車両ステーションの中央には転車台に載った「C57形蒸気機関車(昭和15年(1940年)製造)」。「C57 135号機」は昭和50年(1975年)に国鉄最後の蒸気機関車による旅客列車を牽引した車両。
博物館エントランスの正面にあるお召し列車「EF58形電気機関車(昭和28年(1953年)製造)」

「EF58 61号機」は、お召列車専用機として製造、車体正面と側面にステンレス製の飾り帯、国旗掲揚装置、足回り各部の磨き出しなどを装備している。
「ED17形電気機関車(大正12年(1923年)製造)」と「ED40形電気機関車(大正10年(1921年)製造」

「ED17 1号機」は、大正期に打ち出された都市・幹線の鉄道電化の方針により、各国より輸入されたサンプル電気機関車のうちの1両。「ED40 10号機」は、国鉄初の本線用国産電気機関車で、鉄道省大宮工場で製造、国指定重要文化財。
車両ステーション内の信号機と車両。

主催のタムロンはレンズメーカなので、自前のカメラに合うレンズの貸し出しもあったが、何故かニコン・キャノン用は少なく(ソニーが多かったかな)、申し込まなかった。タムロンレンズも1本所有しているが、マクロ用なので今回は持参せず・・。
鉄道博物館16番線、クハ481形電車(485系電車)の特急「やまびこ」が停車している。

「クハ481形電車(昭和40年(1965年)製造)」は直流で電化された東京や大阪から、交流電化の各線へ直通運転可能な車両として、151系を基本に製造された交直流両用特急電車、1500両以上が製造され、四国を除く全国の電化区間で使用された。
「EF58形電気機関車(昭和31年(1956年)製造)」

戦後の産業復興の原動力となるべく製造された旅客用電気機関車。「EF58 89号機」は昭和31年(1956年)11月の東海道本線全線電化初日に上り「つばめ」を引いた。
「ED75形電気機関車(昭和50年(1975年)製造)」

交流電化区間の標準形電気機関車として昭和38年(1963年)に登場。700番代は、ED75形の最も完成された形態。
「キハ41300形気動車(昭和9年(1934年)製造)」エンジン部。

ローカル線近代化のため、国鉄で初めて量産された気動車のグループ。当初はガソリンエンジン、機械式だったが、戦後にディーゼルエンジン・液体式へと改造された。キハ41307は昭和33年(1958年)に国鉄で廃車後は、筑波鉄道など地方私鉄で使用された。
車両ステーション2階から撮影、手前からクハ181形・クモハ455形・クハ481形。

撮影会は途中で短時間であるがマナー講座を受けなければならない。「鉄道博物館」には貴重な車両が多々展示されているのだろうが、撮り鉄でない身では詳しくない。文中の車両説明文は鉄道博物館HPからのパクリである。
C57形蒸気機関車が載る転車台上の照明。

かつて神田の万世橋に国鉄の「交通博物館」があった。大学が近辺だったので、よく前を歩いたが、あまり広くない施設だなあと記憶している。国鉄からJRになり、移設が検討され、平成19年(2007年)年にさいたま市大宮に「鉄道博物館」が開館した。この博物館はとても広い。
大学時代に通った駅は「御茶ノ水」・・・

鉄道博物館付近地図
(2024年7月下旬 撮影機材 Nikon Df、Nikon Zfc、Apple iPhone SE)
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